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枚方市の、枚方市東部公園にある「市営のドッグラン」

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こんにちは!

昨日、公営ドッグランの視察へ大阪府の茨木・箕面方面まで、車で走ってきました。下道で行ったので枚方市内の渋滞にハマり約2時間のドライブ。工務店に勤めていたときによく通った171号線なんですが、ちょっとクセのある道路なんですよね(^^;)

171号線は片側2車線。車の交通量が多いにもかかわらず右折レーンが無い為、右折車がいると後続車は左レーンに移らないといけません。これが厄介で、交通量が多く流れの速い道路なので、なかなかスムーズに車線変更がしにくいのです。そのためスムーズに171号線を運転するには少しコツが必要。右レーンに右の方向指示器を出している車はいないか、かなり前方まで気を配ります。それと同時に左レーンの空き状況を確認。方向指示器を曲がる直前に出す車もいますので、いつでも左レーンに移れるように心の準備をしておくのです。

171号線を通ると頭を結構使うので疲れますが、そんな状況を楽しみます。笑

さて、ぼくが目指しているのは、既存の公園の芝生地にドッグランを設置すること。あるいは公園を新設する場合に、ドッグラン設置の義務を課したいと思っています。そこで、現存の公営ドッグランはどのようなものなのか、と思うわけです。早速視察に行ってきました!

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大阪府枚方市の枚方市東部公園に、常設の「市営のドッグラン」

枚方市と京田辺市のちょうど境目に位置している、枚方市東部公園の市営ドッグラン。なんと嬉しいことに、年中無休利用が無料、さらに駐車場が無料です!
そんな東部公園の様子をどうぞ!


公園の開園時間は、午前9時から午後6時となっています。


公園の全体マップです。犬連れ用の利用ルールには、「犬のフンは持ち帰りましょう」「犬の放し飼いはやめましょう」と記載されています。


唯一の建物、ひらかた東部スタジアム管理棟です。戸建住宅のような佇まいで、窓の大きさや配置を考えてスッキリとしたデザインになっています。ただ1点、白い外壁のセンター上部に黒い筋が・・・。軒の出を0(ゼロ)にすると、こういった弊害が生まれるので、新築をお考えの方はご注意ください(*^^*)
ちなみに、軒の出を300mm以上確保するか、黒の筋が目立たない黒っぽい外壁にするとか、などで解決できますよ☆


枚方市公園みどり推進室の連絡先が記載された掲示物。ラミネートされたものなので、雨染みの汚れがすごいですね。そして犬の着ぐるみが、”Welcome”と書かれたふんどしを着用して案内板を持っています。重要なことなのでもう一度言います。ふんどしに”Welcome”です!斬新です!(ふんどしと違ったらごめんなさい!)


この日は風が非常に強く、赤コーンが倒れるような天候でした。黒フェンスの中がドッグランです。


小型犬エリアのドッグランです。フェンス手前に、大きくてとてもインパクトのある看板が設置されています。存在を強調されるのに非常に有効だとは思いますが、少しもったいない印象です。アルミだかステンレスだか、指でコンコンするのをど忘れしてしまいましたが、もう一方のエリアにもまったく同じものがあるのです・・・。これ一枚、結構なお値段だと思います(^^;)


扉の錠は、穴に指を引っかけて扱うもの。使いやすかったです!


「ひく」と書かれているのですが、押しました。笑
もちろん潰そうとしているのではなく、嫌がらせでもなく、本当に押しても入れないのか確認しました。押しても入れる隙間は空きませんよ!


東部公園ドッグランの利用ルールです。こちらの看板よりもホームページに記載の項目のほうが多いですので、ホームページの内容を自分の言葉に置き換えた上で、以下に記載します。

・自己責任でご利用ください。

・1年以内に狂犬病注射と混合ワクチン(5種以上)を接種の上、ご利用ください。

・発情中の雌犬は、ご利用出来ません。

・水分補給以外で、人と犬の飲食を禁止します。

・犬1頭と飼い主1人の一対でご利用ください。中学生以下は大人が同伴してください。

・犬から目を離さず、必ず側に居てください。

・ドッグランに犬が慣れていない、あるいは興奮している場合は、慣れる、あるいは興奮が落ち着くまで、リードを外さないでください。

・犬同士の激しい接触や興奮状態が起きた場合は、一旦施設外に退去し興奮状態を冷ました後、再入場してください。

・ドッグランの外に出る前に、必ずリードを付けてください。

・玩具はゴムボール程度以外は禁止です。

・小型犬エリアと中・大型犬エリアの区別を守りご利用してください。

・小便用棒への排尿以外のドッグラン内での糞尿は、一切させないでください。万一排泄した場合、飼い主が責任を持って糞を持ち帰ること。汚れが目立つ場合、水で清掃してください。

・ゴミは各自で持ち帰ってください。

・出入り口の施錠確認は必ず行い、一度に複数の通過は禁止。

・喫煙禁止。

・ブリーダー、調教目的における複数の犬を連れてきてのご利用は出来ません。

・営利目的でのご利用は出来ません。

・公園内における愛犬同士のトラブルに関しては、当事者同士が誠意を持って対応解決し、そのトラブルについては枚方市は一切関与出来ない事を十分に理解してください。

・利用者のマナー・モラル、トラブルや事故等の重大な問題が発生した場合は、当ドッグラン施設の試行運営を中止、または廃止する場合があります。

犬のトレーニング目的で利用ができないことに、ぼくは納得いかないですね。ドッグランは単に犬を遊ばせる場所ではなく、犬の社会化に大きく貢献できる場所だと思うのです。犬のトレーニングに最適な場所なのです。

1人で多頭をドッグラン内に引き連れることが問題ならば、リードフックをある程度の個数設けておくことで、1人1頭の環境を作ることができます。長時間使用することが問題であるならば、制限時間をルールに盛り込むのが良いと思います。例えば「お一人様1時間以内を厳守してご利用ください」といった内容はどうでしょうか。

ある程度の面積を有するドッグランの場合は、ルールを設けたうえで、ドッグトレーナーによるトレーニングを認めるべきだと思います。



看板のほかに、視覚的に分かりやすい掲示物もなされています。おそらくルールを守れない方に向けたものでしょう。


小型犬エリアと中・大型犬エリアにそれぞれ2つずつ、ドッグラン内に立水栓が設置されています。こちらは小型犬エリアの写真です。右側は私物と化しています。笑


排尿用の、電柱を短くしたようなコンクリート柱です。ここが犬のトイレになります。


小型犬エリアです。広さは約500平方メートル。
ボチボチ枯れてきていますが、全面芝生張りです。
フェンスの高さは、180cmで統一されています。
ワンちゃんを連れて4組ほどが楽しまれていました。


フェンスの基礎を確認。



フェンスと地面の隙間を徹底して埋めています。側溝も埋めます。


ベンチとテーブルのセット。各エリアごとに2組ずつあります。ゆっくり休めるし、荷物も置けますね☆


中・大型犬エリアのドッグランです。ガッチリした看板がこちらにも設置されています。


こちらにも看板とは別に、掲示物がなされています。


このフックは、リードや荷物を引っ掛けるためのものでしょうか。もしかすると、こちらのドッグランによく通われる方が置いているのかもしれません。

リードや荷物を引っ掛けることができるフックを、フェンス等に等間隔で設けておくとたいへん便利だと思います。参考になります☆


中・大型犬エリアです。広さは約800平方メートル。こちらも全面芝生張り♪
2組が利用されていました。


とってもカラフルで奇抜な遊具☆


少し斜面をのぼったところから、ドッグランのほうを向いた風景。青空がのぞいて良い写真を撮ることができました☆

全面芝生張りで利用料無料。犬が満足に走ることができる広さを有している。市営のドッグランのなかで、クオリティがかなり高いほうではないでしょうか。

滋賀県大津市から山道を通って京田辺市を抜けたらすぐ。ドライブがてら訪れてみるのはいかがでしょうか?

個人的に、風太の傷口が治り次第、遊びに行きたいと思います(*^-^*)

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コメント

  • 確かに一人一匹ッて決まりどうにかしてほしいですよね!
    多頭飼いの場合、一匹だけって、余計にトラブルになるのに根拠はどこに?
    役所に問い合わせても犬を飼ったことのないような担当者で話にもならず…
    署名活動でもやれば変わるか!?

    by ごが 2018年4月4日 9:25 PM

    • コメント有り難うございます!

      「犬から目を離さず、必ず側に居てください」というルールを遵守できれば、多頭であっても問題無いと思います。
      がっちり側に居る必要は無いと思いますが、何かイレギュラーなことが起こったときに対処できる立ち位置には居たいですね。

      役所にルールの変更を求めるのは難しいでしょうね。
      市長あるいは犬の施策に聞く耳を持てる市議に相談するのはいかがでしょうか。
      一定数の署名を集め市長や市議に働きかけることも、方法としてはありだと思います。

      また気軽にご意見ください(*^-^*)

      by まっさん 2018年4月4日 11:25 PM

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