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犬猫の繁殖から小売りまでの流通過程で、約2万5千の命が失われている

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こんばんは!

本日は、今上天皇陛下のお誕生日です。現在の天皇陛下は125代目に当たり、初代天皇陛下から今年で2677年が経過します。そんな歴史のある日本が、愛玩動物の取り扱いを正す先進国として、諸外国を引っ張っていかなくてどうするんだ!と思います。

猫の殺処分が多いなか、3年連続で増える猫の流通量

そもそも愛玩動物の命に対して「流通」という言葉に納得いきませんが、他に適した言葉を思いつかないのでとりあえず「流通」という言葉を使います。適した代替の言葉があれば、ぜひ教えてください!

さて、猫の流通量が2015年度から2016年度にかけて約1万頭増加した模様。まだまだ猫の殺処分が多いにも関わらずです。ペットショップから購入する手段が一般的になりつつあることが増加の一因のようです。

2016年度に国内で販売や譲渡された猫は約16万6千頭で、2014年度から3年連続で増加しているようです。

犬の流通量と流通過程の死は微減

2015年度の犬の流通量は約69万頭で、2016年度は約66万3千頭。前年度に比べ、犬の流通量が4%のダウンです。

2015年度の犬の流通過程の死は約2万頭で、2016年度は約1万9千頭。前年度に比べ、犬の流通過程の死が5%のダウンです。
2016年度の犬と猫をあわせた流通過程の死は、約2万5千頭にものぼります。

2016年度に全国の自治体で殺処分された犬は約1万1千頭。実は、流通過程の死の頭数の方が、殺処分の頭数を大きく上回るのです。
小売にたどり着くまでに、人の手に渡る前に、愛されることが無いまま、かなりの数の犬猫が死んでしまうのです。

このことから、小売の規制も必要ですが、需要と供給のバランスを伴ったブリーディングのコントロールが重要であると考えます。

殺処分と同様に、流通過程における死にも目を向けて、問題解決のため前進したいですね。


フガッ、フガッ、(負けらんねー!)

にぃちゃんも、負けらんねーし(>_<)

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