本日、TNRの“T”のお手伝いに行きました。
“T”とは、Trapの頭文字。野良猫ちゃんの捕獲です。
TNRとは、Trap Neuter Returnの頭文字を取ったもの。
T(捕獲して)、N(不妊去勢手術してさくら耳カットして)、R(元の場所に戻す)
不幸な命を増やさない、いわゆる“地域猫活動”のことで、この活動が殺処分数を減らすことに大きく関わっています。
さて、滋賀県動物愛護推進員の方と合流し、野良猫でお困りの方からヒアリング。この地域一角に10~20頭の野良猫がいるとのこと。
そして、とある私有地で野良猫ちゃんを発見。私有地の所有者さんが偶然来られたので、敷地内で捕獲を行うことに。
野良猫ちゃんと出会ってから30分ほどで、2頭の捕獲に成功しました。定期的にゴハンをもらっているようで、警戒心はあまり無い様子でした。
お世話になっている獣医師さんの1日の不妊去勢手術の頭数限度が2頭。野良猫ちゃんが20頭いれば、あと9回同じことを繰り返す必要があります。
地域猫活動を有効なものとするため、重要なことがあります。それは、管理されたエサやり以外を禁止することです。可哀想だからとエサやりを続けると、違う地域から不妊去勢手術をしていない野良猫ちゃんがやって来ます。その野良猫ちゃんが繁殖し、同じことが繰り返されます。
どうか、緊急時以外において、野良猫ちゃんに安易にゴハンを与えないでください。
可哀想だと善意でゴハンをあげていることが、逆に不幸な命を増やしているということを、ぜひ知ってください。
もしどうしてもゴハンをあげるなら、その野良猫ちゃんが亡くなるまでお世話する覚悟を持っていただいて、不幸な命を増やさない為に不妊手術を行ってください。
また、滋賀県動物保護管理センターでは、地域猫活動の相談を受付けております。センターが問題解決に協力いたしますので、エサやりで増えた野良猫でお困りの方は、ぜひご利用ください!
滋賀県動物愛護推進員の西谷さん、本日はご指導いただき有り難うございました(^-^)
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