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大戸川の氾濫は50年以上も前から繰り返されているという事実

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こんばんは!

『平成30年7月豪雨』により、多くの人が被災され、そして多くの人命が失われました。ニュースで取り沙汰されておりませんが、おそらく犬や猫の動物たちも・・・。心からご冥福をお祈りいたします。

今回の雨の降り方には恐怖を感じました。また、山際にお住まいの方々に対する危険性周知の大切さを思い知りました。

山のそばにお住まいの方々は、やはりこういったリスクを頭に置いておく必要があります。各自治体が発行しているハザードマップを一度見ることも大切です。自宅が土砂災害警戒区域に該当しているか、最寄りの避難場所はどこなのか、把握しないといけません。

そして川のそば、川の下流域にもリスクがあります。たとえば大津市の南部に流れる大戸川。

氾濫を警戒して7月6日に見回り、撮影した大戸川の様子が以下です。


大雨で一度崩壊し、修繕されたポイント。


濁流の勢いが凄まじいです。


ここは川幅を広げる工事が最近完了したポイント。水位がかなり上昇している川のすぐそばには民家があります。


工事中ではありますが、土のむき出し箇所が削られているのが分かります。

この大戸川は、過去氾濫の歴史を繰り返しております。

それを受けてダム建設の話が出たのが、今から50年以上も前の話。

ダム建設に向け大鳥居町の移転が完了し、治水ダムとして計画が進んだものの、平成21年には大戸川ダム本体工事の凍結が決定。

平成25年、台風18号による影響で流域の家屋60戸や田地が浸水による被害を受け、河道拡幅工事などが始まりましたが、大戸川ダムの本体工事には至りません。

大雨のたび、田上学区・上田上学区の住民は水害を心配されております。大雨のたび、足腰の弱い年配の方々が必死に土嚢を積み上げておられます。治水のためのダムを一刻も早く着工する必要があるのではないでしょうか。

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